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【子どもの読書習慣】0歳からオススメ☆ブックスタート絵本

こんにちは、ゆりこです。

皆さん、ブックスタートという取り組みをご存じですか?

ゆりこ
ゆりこ
ブックスタート®は、0歳児健診などの機会に、
絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動です!

ブックスタートは、1992年、イギリスのバーミンガム市で始まりました。 日本でブックスタートが知られるようになったのは、2000年「子ども読書年」のとき。約200組の親子を対象に試験実施を行い、その様子がさまざまなメディアで紹介され全国に情報が届き、2001年4月、12市町村が新規事業としてブックスタートを開始。その後草の根的に全国に広がっていったそうです。

あたたかい絵本のひとときを、すべての赤ちゃんに。
赤ちゃんの幸せを願い、行政と市民が協働する自治体の事業として、全国で行われています。

 わが家の住む自治体もこの活動が行われていて、長男誕生の時から計6冊の本を頂きました。どれも0歳から読める楽しい本で、子どもはくぎ付け。自分では選ばないような本とも出合わせてくれたこの取り組みに感謝しています。

この取り組みがこれからもたくさんの赤ちゃんを笑顔にしてくれることを祈って…今回はそのブックスタートで頂いた本を紹介します(^^)

目次

0歳から読める絵本のセレクトは、間違いなく反応が良い!

もこ もこもこ

作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正 出版社: 文研出版

はじまりは「しーん」と静か。
やがて、「もこ」。地面の一部が盛り上がり。
「もこもこ」、それは大きくなり、隣には「にょき」っと新たにちいさな盛り上がり。
ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。
それらはどんどん大きく膨れ上がり……そして最後には!?

ページをめくるたびに「?」があふれて仕方がないのですが、この不思議さが何度読んでも飽きさせない秘密かもしれません。カバーをめくったラストにもこっそり現れるこのキャラクターが、また最初から読むひきつけにもなっていて面白いです。

 

おつきさま こんばんは

作: 林 明子 出版社: 福音館書店

濃い紺色の夕闇の中で、三角屋根のおうちにあかりがつきます。
屋根の上に1匹、下に1匹のねこのシルエット。目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。

寝かしつけの一冊に大活躍だったこちらの絵本。
布団の中でしずかなトーンで読み上げ、暗くなった空に輝くお月様を想像します。
裏表紙に描かれたおつきさまは可愛らしく、子どもが同じ表情をした際には成長を感じて嬉しく思いました!

 

くだもの

作: 平山 和子 出版社: 福音館書店

子どもたちは果物が大好き。とっても身近な存在なのに、日常では腹ぺこキッズに「食べたい!」「おなかすいた!」と言われてあわててむいて、小さく切ってお皿にのせてテーブルへーー。
スーパーでカットフルーツが簡単に買える時代だし、食育が大切だとわかってはいても、まるごとの姿は意識していないとなかなか教えられないのかもしれません。果物って、皮をむいたら全然違う姿になってしまうものが多いからなおさらです。
離乳食がはじまって食べ物に興味が出はじめたら、ぜひ手にとってほしい1冊です。

本物さながら、写真のように美しいくだものたちの絵本です。くだものの名前を覚えたり、「あーむ」と口に運んで「美味しい!」と食べる真似をしたり、楽しんで見ていた絵本です。
絵本というとストーリーのあるもののイメージが大きかったですが、初めての図鑑を手にしたような気持ちになりました!

 

がたんごとん がたんことん

作: 安西 水丸 出版社: 福音館書店

表紙にまじめな顔の黒いでんしゃ(きかんしゃ?)。うしろの車両は空っぽです。のせるものが増えていくたびに、でんしゃがますますまじめな(がんばっている?)表情になるのがかわいらしい。白・赤・黄・緑などきれいな色のくみあわせや、安西さんらしい、でんしゃのほのかな表情の変化がたまりません。

「がたんごとん がたんごとん」「のせてくださーい」のやり取りが繰り返される絵本。わが子は1歳すぎて「がっごん がっごん」と真似をするようになり、一緒に読めるようになってとても幸せな気持ちになりました(^^♪
シリーズものに【がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん】もあり、わが家は先にこちらを持っていたので2冊あってもそんなに興味を持たないかな?と思っていましたが、それぞれ違ったお客さんが乗ってくるので両方気に入っていたようです。



 

ぴょーん

作・絵: まつおか たつひで 出版社: ポプラ

自然科学のイラストを数多く描く、松岡達英さんの絵本シリーズ「はじめてのぼうけん」最初の作品です。
正確な生き物のフォルムと、デフォルメされた模様やしぐさにぐっと心をつかまれ、画面中央に目が吸い寄せられます。次へページをめくった瞬間、中央の生き物が「ぴょーん」ととびあがる絵がユーモラスに描かれているのです。読めばきっとこの本が愛されている理由がわかります。さあ、あなたも「ぴょーん」ととんでみたくなったでしょう?

生き物たちがぴょーんとジャンプするイラスト。おなか側が見えて、こうなっているんだ!と親もビックリ。個人的に一番ビックリしたのはバッタです(笑
「ぴょーん」という音が良いのか、1歳前から手を上にあげて体を伸ばす真似をするようになりました。ジャンプが出来るようになる2歳過ぎには成長を感じられて、また読み返してみたいと思える一冊です。

 

おひさま あはは

作: 前川かずお 出版社: こぐま社

黄色い表紙に元気いっぱいなおひさまの顔。
この絵本には、理屈抜きの笑顔とパワーがあふれています。
やっぱり思いっきり声を出すのって、気持ちがいいんです。
みんなで一緒に笑っちゃおう。

大好きすぎて、破っては修復してを繰り返している絵本。めいっぱい笑ったイラストを見てついほほえむ子どもたち。笑った顔を認識しているんだなとハッとし、笑顔で子どもたちと接することの大切さを実感しました。

 

絵本は一生のうちに3回楽しめます !

親になって、読み聞かせの講座に参加した時のことです。
講師の先生が「絵本は一生のうちに3回楽しめます」と仰いました。

1回目は自分が幼い頃、誰かに読んでもらうとき
2回目は自分が親になってから、子どもに読んであげるとき
3回目は自分が年を重ねてから、自分のために読むとき

同じ本でも、自分の年齢や誰のためにページをめくるのかで、感じ方が変わるとのことでした。

大人になってから読む絵本は、つい活字を追いかけてしまいがちですが、「絵」を楽しんでいる子どもは、大人が気付かない部分を読み取っていることが多いと思います。

私も今この時から、子どもと一緒にたくさんの世界に触れてみたいと思います(^^♪
ぜひ、お子さんとの読み聞かせの時間を楽しんでくださいね!        

最後までお目通しありがとうございました♪

 

 

 

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