こんにちは!ゆりこです。
皆さん、0歳からの絵本ってどうやって選ばれていますか?
ひとりひとり違いはありますが、赤ちゃんは生後10ヵ月ぐらいになるとお母さんやお父さんの言葉を聞きながら、絵本の世界に入っていけるようになるそうです。赤ちゃんがお座りできるようになった頃から、一緒に絵本を眺めるのは幸せな時間ですよね。
でもこの頃は何でも口に入れたりする時期。なめたりかじったり本はオモチャになってしまい、想像していた絵本タイムとかけ離れていることもしばしばです(笑
そこでオススメしたいのがボードブックタイプの絵本。表紙・内容共に厚手の紙で作られているもので、多少かじったりなめたりしても大丈夫!今回は福音館書店のこどものとも0.1.2.シリーズよりおすすめ絵本をご紹介します。
月齢の低いお子さんが破る心配もありません!
0歳児からオススメ絵本!お気に入り5選
ちゅっ ちゅっ
パンダの親子も、ネコの親子も、イヌもウサギもゾウも、みんなそれぞれのやり方で「ちゅっちゅっ」とふれあいます。もちろん人間のお母さんとぼくもたっぷり「ちゅっ」。赤一色で描かれた温かさ溢れる絵本です。
赤と白だけのイラストが目を引き、絵本の中で嬉しそうに愛情表現している動物たちがとにかく可愛い絵本です。わが家では子どもたちに毎日「大好きだよ」と伝えていますが、この本を読むときは言葉だけでなくぎゅっと抱きしめて、めいっぱいの愛が伝わりますようにと読んでいます(^^)
ぶー ぶー ぶー
あか、あお、きいろ、みどりの自動車。ぶーぶーぶー、ぷーぷーぷー、ぱっぱっぱっ、ぷっぷっぷっ、みんな違う音を鳴らしながら走ってきます。すると、……。
車が次々にやってくる繰り返し絵本。車ごとに音が違っていて、色の勉強や発声の練習にもなる絵本でした!長男はちょうど1歳で4つの音(ぶーぶー、ぷーぷー、ぱっぱっ、ぷっぷっ)を言えるようになり、下2人が読んでいた時には同じ月齢でどれだけ発声できるかな?と思い返しては嬉しく思いました(^^)
こんにちは どうぶつたち
アップになった動物の顔。じっとこちらを見つめるその表情はどれも個性的で、どこか人間の顔にも見えます。「こんにちは」の挨拶の言葉とピタリと調和した、写真絵本の傑作です。
友人より勧められて購入した一冊。それまでに家には動物のイラストが載った本はありましたが、実際の写真を見せることも非常に良かったと思います。内容にあまり身近ではないもの(くまではなくマレーグマだったり)があって親も発見がありましたし、上野動物園に行った際本物のマレーグマを見た時には感動でした。夜読むときには「こんばんは どうぶつたち」と言い換えていましたよ(^^)
ごぶごぶ ごぼごぼ
登場するのは、たくさんの丸。「ぷーん」「ぷくぷく」「ごぶごぶ」「じゃわー」
グラフィックデザイナーとしても世界的に活躍をされている駒形克己さんが、初めて手がけられた赤ちゃん絵本というのがこの作品。まだ視力もおぼつかない赤ちゃんが、どんな形や色に、そして音や展開に反応するのだろうか。丁寧に考え作られているからこそ、きっと今でも愛読され続けているのでしょう。
タイトルから不思議な「ごぶごぶ ごぼごぼ」。水の音?手で触れる何か?風の音…?
この絵本に出会って5年経ちますが未だ解読できていません。笑
絵本の中にはたまに穴が開いた部分があって、そこに指を差し込んでみる子ども。裏面からきゅっと握ったりすると「ふふふっ」と笑ったりして楽しみ方は様々です。子どもは100回読んだら、100通りの受け取り方があるのかもしれないと思える絵本です。
かんかんかん
ここは不思議な踏み切り。「かん かん かん」のリズミカルな音に導かれて、遮断機の向こうをいろいろな列車が通ります。食べもの列車、自動車の列車、それからそれから?
わが子は電車が大好きで、お散歩中に踏切を見つけると必ず指をさしていました。子どもの絵本はビビットカラーで目にくっきり映るようになっていたり、反対に手に取りやすく優しい色合いになっているものが多いように思うのですが、こちらは真っ黒な表紙。わが家の本棚でも異色の存在ですが、なんだか妙に手に取りたい気持ちにもなるんです。
次は何が通るのだろう?と一緒に「かんかんかん」と声に出し、ワクワクさせてくれる一冊でした。
絵本は一生のうちに3回楽しめます !
親になって、読み聞かせの講座に参加した時のことです。
講師の先生が「絵本は一生のうちに3回楽しめます」と仰いました。
1回目は自分が幼い頃、誰かに読んでもらうとき。
2回目は自分が親になってから、子どもに読んであげるとき。
3回目は自分が年を重ねてから、自分のために読むとき。
同じ本でも、自分の年齢や誰のためにページをめくるのかで、感じ方が変わるとのことでした。
大人になってから読む絵本は、つい活字を追いかけてしまいがちですが、「絵」を楽しんでいる子どもは、大人が気付かない部分を読み取っていることが多いと思います。
私も今この時から、子どもと一緒にたくさんの世界に触れてみたいと思います(^^♪
ぜひ、お子さんとの読み聞かせの時間を楽しんでくださいね!
最後までお目通しありがとうございました♪