こんにちは。
突然ですが、お子さんはキノコの好き嫌いはありませんか?
わが子はなかなか食べてくれず、あの石づきの丸いフォルムが見えると口に入れないため、細切れにしてスープや炊き込みご飯に混ぜ込んだりしています。。
栄養価の高いキノコたちを大好きになってほしいとは言わない。
でも食べれるようになってほしい!
身近な存在になってもらえたらなぁと思っていた折に、干ししいたけが主人公の絵本を発見し5歳のわが子は大笑いしました。
ダイナミックな色づかいと、リアルに描かれたキノコたちが可愛らしい絵本をご紹介します♪
【ほしじいたけ ほしばあたけ】
きのこの里に大事件! ほしじいたけとほしばあたけは、体を張ってなかまのきのこを助けるのですが……。驚きいっぱいの楽しいお話。
実は意外と多い「きのこの絵本」の中でも、世にも珍しい「ほししいたけ」が主人公の本作。生のしいたけにはない、特性を十二分に発揮して、ほのぼのしているのに、どこか脱力してしまう、何とも不思議な“味のある”ほししいたけ絵本です。
まずびっくりしたのは、生のしいたけではなく、干ししいたけが絵本の主人公というところ。
しわしわのキノコを、おじいちゃんおばあちゃんと表現された世界がとてもユニークで引き込まれます。
物語の中に何種類ものきのこが登場し、普段の食卓で見るエノキだけやしめじとは全く違う、特徴のある見た目のきのこは子どもの目には新鮮にうつったようです。
お話の中で、ほしじいたけは窮地に立ったとき自らの身体を水につけて、力強い「わかものしいたけ」に変身!
しわしわのほししいたけを水でもどせば、ぷっくら肉厚のしいたけになりますよね。
大人にとっては当たり前の出来事も、初めて見る子どもにとっては不思議な現象です。
その変化を子どもに分かりやすく面白く頼もしく描かれていて、目が離せなくなりますよ(^^)/
着眼点が素晴らしく、親も子供と一緒になって大笑いしました
このお話は続編がたくさんあって、いろんな窮地で活躍するほしじいたけ、ほしばあたけの姿をぜひ合わせてご覧いただければと思います!わが子は他に「カエンタケにごようじん」がお気に入りでした♪
絵本は一生のうちに3回楽しめます !
親になって、読み聞かせの講座に参加した時のことです。
講師の先生が「絵本は一生のうちに3回楽しめます」と仰いました。
1回目は自分が幼い頃、誰かに読んでもらうとき。
2回目は自分が親になってから、子どもに読んであげるとき。
3回目は自分が年を重ねてから、自分のために読むとき。
同じ本でも、自分の年齢や誰のためにページをめくるのかで、感じ方が変わるとのことでした。
大人になってから読む絵本は、つい活字を追いかけてしまいがちですが、「絵」を楽しんでいる子どもは、大人が気付かない部分を読み取っていることが多いと思います。
私も今この時から、子どもと一緒にたくさんの世界に触れてみたいと思います(^^♪
ぜひ、お子さんとの読み聞かせの時間を楽しんでくださいね!