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【ゆめぎんこう】あらすじや対象年齢は?作者のコンドウアキさんって?

こんにちは。

今回ご紹介するのは、子どもに読み聞かせていた本で、思わずうるっとしてしまった絵本です。

この本に出てくるのは、きっと、とても仲の良かったご夫婦。

筆者自身も今は子どもに手を取られ、スキマ時間に家事をこなし、一緒に寝落ちする日々。あっちで呼ばれ、こっちで呼ばれ、ちょっと一人だけの時間が取れた時ですら呼ばれたような気がして辺りを見回してしまうほどです笑

こんなふうにあっという間に過ぎ去っていく毎日ですが、きっとこれから子どもたちも少しずつ手がかからなくなって、自分のことは自分で出来るようになって、お友達と遊ぶ時間が増えていって・・・

そんな成長を感じられるようになったころには、ママとパパが2人でゆっくり過ごせる時間も増えてくるのではないかと思います。

自分たちが年を重ねておじいちゃんおばあちゃんになったとき、どんな生活をしているかな・・・?

自分でも読みたい、子どもにも読んであげたい、パパにも読んでほしい!
そう心の底から思った、可愛い絵本のご紹介です。

目次

「ゆめぎんこう」のあらすじ

ゆめぎんこう
作: コンドウ アキ 出版社: 白泉社

ゆめぎんこうって、不思議な言葉の響きですよね。夢を預けられるのかな? お金に替えられるのかしら?そんな疑問がわいてきます。
これは、カラフルなアメが並ぶお店を、店主のぺんぺんが、おじいちゃんバクのもぐもぐと一緒に切り盛りするおはなしです。

ほんわかしたパステルな色合いが可愛らしい一冊。

者のコンドウアキさんは、人気キャラクター「リラックマ」の原案者。リラックマもこの”ゆめぎんこう”のぺんぺんも、愛らしくずっと見ていられるキャラクターです。

夜眠るときに、「今日はこんな夢が見られるといいな」と考えたことはありませんか?

そしてお子さんに「楽しい夢を見てね」なんて声をかけていませんか?

でも、実際のところ見る夢を選ぶことはできませんし、見たとしても覚えていないこともしばしばです。

でも、このゆめぎんこうはゆめの販売を行っていて、こんな夢が見たい、を自分で選ぶことができるのです!

空を飛ぶ夢、たくさんお菓子を食べる夢、シャボン玉に乗る夢、はたまたお化けが出てくるような怖い夢も選べちゃう。

今日はこの夢を見るんだ!と分かっていたら、寝かしつけもスムーズに進むかもしれませんね。笑

ゆめぎんこうでは、ゆめの”販売”と同時に、”買い取り”も行っています。
お客様が眠っているゆめの中へ入り込み、お客様が見ているゆめをアメにかえて買い取るのです。

今日のお客さまは

ゆめを選びに来たのかな、買い取りに来たのかな…?

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「ゆめぎんこう」の対象年齢は?

やわらかいパステルな色合いが可愛らしいイラストで、わが子は2歳から楽しんでいます。
しかし、子どもに「ゆめ」を教えるのはちょっと難しいんですよね。

寝ている間に見るというのを、実際に「これだよ」と教えてあげられるわけではないので、子どもたちがどこまで理解しているのかは定かではありません(^^;

ただ3歳ごろからは、登場人物の心情や背景を想像したり読み取れるようになって、十分ストーリーに入り込んでいけると思いますよ。

たしかに・・・
子どもに「ゆめ」ってどう教えたらいいんだろう?

そもそも夢とは、睡眠中の脳が、その人が今まで見聞きした情報を整理している時に見ているものだそうです。

●心理学の観点からみると、夢には起きている時の記憶を整理したり、自分自身ですら気づいていない心身の不調を訴えているなど、様々な役割がある

●子どもの場合は、実際に起こった出来事に加えて、絵本やテレビなどで見聞きした情報も整理対象に加わるため、実体験以上にいろんなものを夢で見ていたりする

かおる

私は子どもたちに、
「いちにちの中で、見たり話したり覚えたりしたことを、夜寝てるときに脳が整理をしていて、”ゆめ”はその時に見えたりするんだって」と話をしましたよ

「ゆめぎんこう」シリーズは現在3作品

ゆめぎんこうは現在第三作までストーリーが展開されています。
これらは「月刊 MOE(モエ)」という月刊誌に付属していた本で、現在は三作とも書籍化されています。

MOEは”絵本のある暮らし”を提案する月刊誌で、毎月子育て世代向けの楽しい内容&付録つきとなっていますので、気になる方はこちらもぜひご覧になってくださいね。

絵本は一生のうちに3回楽しめます !

親になって、読み聞かせの講座に参加した時のことです。
講師の先生が「絵本は一生のうちに3回楽しめます」と仰いました。

1回目は自分が幼い頃、誰かに読んでもらうとき
2回目は自分が親になってから、子どもに読んであげるとき
3回目は自分が年を重ねてから、自分のために読むとき

同じ本でも、自分の年齢や誰のためにページをめくるのかで、感じ方が変わるとのことでした。
大人になってから読む絵本は、つい活字を追いかけてしまいがちですが、「絵」を楽しんでいる子どもは、大人が気付かない部分を読み取っていることが多いと思います。

私も今この時から、子どもと一緒にたくさんの世界に触れてみたいと思います(^^♪
ぜひ、お子さんとの読み聞かせの時間を楽しんでくださいね!

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